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【C-HR】Anker製ドラレコ「Roav DashCam C2」取り付け奮闘記

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昨年の12月に新車で購入したC-HR
なんと!納車初日に加害事故を起こしてしまいました。
原因は車両間隔を掴めてなかったことによる内輪差の見誤り。
ガソリンスタンドから出る際、完全に停まっている相手の車に擦ってしまうというね・・・
幸い物損事故ということでケガ人もなく、相手の方も穏やかな方で良かった!

本当に事故はいつ起きるか分かりません。
統計的には一生のうちに2人に1人は事故に遭遇するとも言われるほどです。
もちろん僕みたいな人から事故をもらってしまう場合もあります。←
加害、被害問わず事故の相手がいつも良い人だとも限りません。
そんなこんなで自分の身を守るためにも!
今回ドライブレコーダーを取り付けようと思い立った次第です。

Anker - Roav DashCam C2

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色々と調べた上でこいつをChoice!
Anker製のドラレコなんて聞いたことなかったけど、

  • フルHD(1080p)録画
  • 145°広角レンズ搭載
  • 夜間撮影&逆光補正対応
  • 衝突検知
  • バッテリー内蔵
  • 駐車モニター装備

と、機能もまぁ必要十分。
PC周辺機器は全てAnker製品で揃えるくらいもともとAnker信者でしたし、なによりシンプルなデザインで即決でした。

記録用のmicroSDカードも買って準備万端!
早速取り付けていきたいわけですが、
シガーソケットからだと配線が丸見えなので、
ヒューズボックスから電源をとるアプローチで行こうと思います。
ドラレコ自体はUSB電源なので変換用にヒューズ電源タイプのソケットも購入しました。

ただし!車の知識は皆無。
3回挫折(笑)した上でなんとか取り付けることができました。(実作業15分ほど)
なのでこれからC-HRドラレコを自力で取り付けようとしている方のために!
引っかかってしまったポイントを踏まえながら解説してみたいと思います。
暗いと配線がどこ通ってるか全然見えないので明るいときに実行するのがベストですよ!

ドラレコ取り付け手順

0.前準備

事前に購入が必要なもの

配線図
C-HRの車内ヒューズボックスは助手席グローブボックスの下にあります。
配線はそこからグローブボックス裏→助手席側ピラーの中→天井裏を通ってドラレコに接続されます。

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1.内装パネル取り外し

ここでは以下の順に取り外していきます。

①ドアステップパネル
②キックパネル
③グローブボックス
④アンダーカバー
⑤モール
⑥フロントピラーガーニッシュ

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①ドアステップパネル

ドア下にある座席横の細長いパネルです。
丸で囲んだ部分にツメが引っ掛かっているだけなので矢印の方向から指を入れて引けば外れます。

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②キックパネル

ドア横の発煙筒が突き刺さっているパネルです。

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まずは発煙筒の奥にあるプラスチック製ナットを取り外します。

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続いてパネルを取り外していくわけですが、
内部では丸で囲んだ2つのツメで留まっています。
ここで注意したいのは矢印で示したような抜き方向があるということです。
自分の場合、これにハマってなかなか抜けませんでした。。。

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③グローブボックス

グローブボックスはまず、横にあるダンパーステーのピンを外します。

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続いて側面を押し込みながらボックスを引っこ抜くんですがこれがなかなかに堅い。。。
側面のストッパーが擦れて傷が付くのは必至です。
でも見えないところなので我慢して先に進みます。

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④アンダーカバー

ヒューズボックスが隠されている、助手席の足元にあるパネルです。
丸で囲んだ3つのツメで留まっているだけなので簡単に外れます。

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⑤モール

ドア部に付いている黒いラバー状のひだで、手で引っ張れば簡単に抜けます。
戻すときも押し込めばスポッとはまりますが、ヨリが出やすいので上の方からやっていきましょう。

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⑥フロントピラーガーニッシュ

ピラーに付いているパネルで、中にはカーテンシールドエアバックが入っています。
矢印の方向から指を入れて外していくんですが、このパネルは完全に外れないよう、
内側で上部と中部がテザークリップ(白いクリップ)というもので留まっています。
なので完全には外さず、少しだけ中の様子が見えるくらいでとどめておいてください。

テザークリップは簡単には抜けませんが、パネルを無理に取ろうとすると破損してしまう可能性もあるので気を付けましょう。
こいつがないとエアバックが作動した際、パネルがふっ飛んできて非常に危険です。

※エアバックが誤って作動するのを防ぐため、
本来この作業を始める前にはバッテリーのマイナス側ケーブルを外す必要があります。
自分は知らずに作業してしまいましたがその辺は自己責任でお願いします。

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ここで大事なポイントとして、テザークリップは根元の部分で回転するということです。
なので戻すときはフロントピラーガーニッシュがはまる部分とテザークリップ根元のツメの向きが合っていることを確認してはめましょう。
90°向きが違っていた自分は「なかなかはまらないな~、非力だからかな・・・」と自分を嘆く羽目に合いました。

2.カメラ設置&配線接続

カメラ設置はコード長を決めるため先に実施しておきました。
カメラに電源ケーブルを接続し、反対側のUSB端子をフロントピラーの隙間より上から下に向けて通していきます。
ただ、ここを通すのが結構しんどい!
グローブボックス下から覗き込み、フロントピラーの隙間から少しだけ差し込む光を頼りに、
端子の行方をうかがいつつ、なんとか下から引き出すことに成功しました。
ここで、カメラからフロントピラーまでのケーブルは天井裏に押し込み、
フロントピラー内部ではエアバックに干渉しないよう純正の配線と一緒にしっかりまとめておきます。

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続いて、電源ソケットのヒューズ電源とクワ型端子を接続していきます。
ヒューズボックスは先ほど取り外したアンダーカバーの中にあります。
ヒューズカバー上のアクセサリー電源(15A P/OUTLET NO.1)に当たる箇所から純正のヒューズを抜き、ソケット側のヒューズを差し込みます。※
この時、配線の出ている方が車両進行方向に対して右側になるように接続してください。

※ヒューズクリップ(ヒューズを抜く工具)はエンジンルームにある別のヒューズボックスのフタ裏側にくっついてます。

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もう片方のクワ型端子は先ほど取り外したキックパネル内部にある、アース用のボルト※とボディーの間に差し込みます。

※自分の場合、はじめこのボルトが付いておらず、
グローブボックスの中をゴソゴソしたらそれらしきものが出てきました。(笑)

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最後に電源変換用のカーチャージャーをソケットと先ほど引き出してきたUSB端子の間にかませます。
そしてACC電源をONにした際、ドラレコがきちんと起動することを確認しましょう。
余ったケーブルは束ねてグローブボックスの裏側にでも放りこんでおいてください!

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