Googleマップ活用!独学で国内旅行業務取扱管理者試験に合格したときの勉強法
ひょんなことから会社で旅行関連の新規サービスをやりたいと思い、国内旅行業務取扱管理者の資格を取得することになりました。
調べてみると独学で資格取得してる方は皆さん3ヶ月くらい掛けて勉強してるみたい。
本業があるので最後の方はかなり詰め込みになってしまいましたが、このたび無事に合格することができたのでその勉強法を記しておきます。
目次
国内旅行業務取扱管理者とは
どんな資格なの?
第2種旅行業を営むために必要な国家資格です。
この資格を持っていると国内旅行の企画ができます。
お金をもらって輸送や宿泊を伴う旅行サービスを提供するためには必須の資格です。
いつ試験があるの?
例年9月の第一日曜日に実施です。
どこで試験があるの?
全国8ヶ所の会場で一斉に実施です。
私は愛知の会場である名城大学の天白キャンパスで受験しました。
どんな試験なの?
制限時間2時間のマークシート式試験で、すべて4つの選択肢の中から回答する形です。
問題は旅行業法、旅行約款、旅行実務の3科目から出題されます。
旅行実務では国内の観光資源(名所や旧跡など)についての問題が出ます。(これを覚えるのが大変・・・)
合格点は?
例年の合格点は各分野でそれぞれ60点以上です。
一つでも60点を下回ると合格にはなりません。
合格率は?
例年40%前後です。
勉強法
使用したアイテムたち
今回勉強に使ったアイテムは以下です。
参考書
使用した参考書はユーキャンの国内・総合旅行業務取扱管理者 速習レッスンです。
旅行業法と旅行約款の対策は、基本的にこれ読んでおけば間違いないですね。
公式過去問
全国旅行業協会の公式HPには過去5年分の問題と回答がありますので、こちらからダウンロードして使いました。
Googleマップ
皆さんおなじみのGoogleマップですが、今回の勉強で非常に役立ったアイテムです。
具体的な使い方はこの後説明します。
勉強の流れ
大まかな勉強の流れは以下です。
- 参考書をざっと読む(この時点では完璧に理解できてなくてもOK)
- 観光資源はGoogleマップにピンを立てていく
- ひたすら過去問を解く
- 間違えたところは参考書を完全に理解するまで読み込む
- 過去問で分からなかった観光資源もGoogleマップにピンを立てていく
参考書を読む
まずは試験の全体像を把握するために、参考書の出題範囲のページ(約40レッスン分)を一気に読みました。
といっても日中は本業があるので、夜寝る前に毎日2レッスン分を読むくらいのペースで大体20日間くらい掛かったかなと思います。
レッスンごとに確認テストがあるので間違えたところは軽く読み返し、なぜその回答になるのか理解できていればOKなので多少分かんないところがあってもそのまま読み進みましょう。
Googleマップにピンを立てる
観光資源のところだけは、参考書を読んでるだけでは全く覚えられなかったので別の方法を取りました。
方法としては参考書に出てくる主要な観光都市や自然資源、温泉、名所、旧跡、観光施設などにGoogleマップ上でピンを立てていく感じです。
メモを残せるので補足の説明や地名の読み方などもピンに紐づく形で記入することができました。
地図が北は北海道から南は沖縄までピンで埋まっていく感じはなかなかの達成感がありますね。
ちなみに今回は以下のリストを作成して地図上にマッピングしていきました。
- 主要観光都市
- 名所・旧跡・観光名所
- 自然資源
- 温泉
- 祭り・行事
参考書は基本的に文字の記載しかありませんが、Googleマップであれば写真が見れるのでどんな場所かを確認できて、文字だけよりも記憶がしやすかったです。
また、試験ではモデルコースの穴あき問題が出題されるので、地理的な位置関係を把握するのにも一役買いました。
- 参考書や旅行本以上に情報がある
- 常に最新の情報が得られる
- 写真素材が豊富
- いくらでもピンが立てられる
- ピン同士の位置関係を把握できる
- いくらでもメモが残せる
- レビュー数から知名度が分かる
過去問を解く
合格点(全科目60点以上)を安定して超えるようになるまでひたすら解きました。
公式の過去問には解説がないため、間違えたところや自信がなかったところは参考書を読んで理解します。
ユーキャンの参考書は過去問をもとに作られてるみたいで基本的には関係する解説が書かれています。
参考書を読んでもよく分からないものは過去問.comを参照しました。
ただし、解説がたまに間違ってることがあるので注意が必要です。
ちなみに私の過去問の得点推移(21年から実施)は以下です。
旅行実務の観光資源がやはり苦戦しましたが、Googleマップを活用した対策で最後は安定して合格点を上回るようになりました。
過去問の結果
最後に
来年チャレンジされる方の参考になれば幸いです。頑張ってください!